むし歯や歯周病を防ぐため、適切な歯磨き指導や定期的な検診、プロによるクリーニングを行っています。
歯科治療終了後も生涯健康な口腔を維持するためには、定期的にメインテナンスをする必要があります。
また、「毎日歯みがきをしているから私は大丈夫」と油断せず、予防メインテナンスはプロにお任せください。

こんなお悩みありませんか?

✔プロのクリーニングを受けたい
✔正しいブラッシングを知りたい
✔お口の健康を維持したい

虫歯と歯周病のリスクを減らすために

ほとんどの方が毎日歯を磨いています。それにも関わらず、日本人の96%が虫歯にかかり、80%以上が歯周病にかかっているというデータがあります。ご自宅でのセルフケアは大切ですが、それだけでは口内の状態を十分に保つことはできません。

歯の汚れについて

歯垢

歯垢とはプラークとも呼ばれおり、磨き残した食べカスが歯の表面に付着し細菌が繁殖した塊のことをいいます。
歯垢は白く、触るとネバネバしています。
食後8時間ほどで形成されますが、やわらかいため、歯ブラシで除去することが可能です。歯垢の中には、1mgあたり約1億個以上もの細菌が存在しています。

歯石

歯石は、歯垢が石灰化したものです。石のように硬く歯ブラシでは除去できません。磨き残した歯垢は、だいたい2週間ほどで歯石となります。歯石になると、歯科医院で専用の器械を使用しないと取り除けません。歯石の表面はザラザラとしているため、歯垢が付着しやすく、さらにむし歯や歯周病を悪化させます。

バイオフィルム

バイオフィルムとは、微生物の集合体のことをいいます。 排水口などにできるヌルヌルした膜もバイオフィルムの1種です。細菌が集まり塊になっているため、歯磨きだけではきれいに除去することができません。歯周病やむし歯の原因にもなるため、歯科医院でクリーニングをしてしっかり取り除きます。

プロによる徹底したクリーニング

歯科医院で行う〝プロによる徹底した歯のクリーニング〟のことをPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)と言います。当院では、歯科衛生士がクリーニング専用の機器とフッ素入りの研磨剤を使用して、歯垢・歯石・バイオフィルム・着色汚れなどを徹底的に取り除きます。お口の中を清潔に保つことは、むし歯や歯周病を予防するための第一歩としてとても大切です。お口の状態によりますが、むし歯や歯周病の症状がある方は、だいたい3~4カ月毎に通うことが理想です。「予防・クリーニング」では、歯ブラシの毛先が届かないような細かな部分の汚れを丁寧に落とすことで、むし歯や歯周病から患者さんのお口の健康を守ります。定期検診では、歯垢や歯石をしっかりクリーニングし、お口の中を清潔に保ちます。