噛み合わせの治療

保険外診療となります(総合診断料 ¥60,000)

診断と治療

虫歯だけの治療、歯周病だけの治療、矯正だけの治療で患者さんひとりの治療が終わることはまれです。

西山歯科医院はいろいろな症状に応じて様々な治療の選択肢を持っています。

つまり、矯正治療を行ってから補綴(ほてつ:入れ歯や差し歯をすること)治療をしたり、それらに歯周病の治療を並行して行ったりすることです。

さらには顎関節症を持っている方などもいらっしゃいます。

近年では「顎関節症」や「噛み合わせの不安定」に悩まされる方が増加しており、そのような方の中にはさらに耳鳴り、肩こり、聴力の低下、目の奥が痛むというようなさまざまな身体症状を持つ方も多く来院されます。

そのような症状のある患者さんに対して診療を進める場合、試行錯誤的な治療は極力避けるべきであり、客観的なデータに基づく「総合診断」を下し治療を進める取り組みが必要であると考えています。

経験や勘に頼ることが多い歯科医療ですが、私達は患者さんの問題点を客観的な資料を分析することで「診断」がより正確になると考えており、そのためには写真や模型、数種類のレントゲンや顎機能検査が必要となります。

その手順としては、最初に患者さんと十分にご相談をさせていただき、「総合診断」の意味と必要性や費用等について詳細なご説明の後、同意をいただいた上でいくつかの資料を集めることから始めます。

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治療の流れ

治療の最初は、言うまでもなく患者さんの一番のお悩みを解決することです。

歯科に訪れるきっかけは、虫歯で歯に穴が開いていたり、歯肉から膿が出ていたり、親知らずの周囲が腫れているなどの問題が多いものです。

まずは今の問題を解決するための治療を行います。

当院では、痛みなどの問題が解決してから、最終的にしっかり噛むことができる咀嚼器官を作るための「総合診断」を希望される方に行います。

そして「診断」の結果に沿って問題点を解決していきます。噛み合わせや歯並びを治す場合には、どんな場合にも一度で「ここだ!」と決まることはないものです。

そのためにその噛み合わせが良いかどうかを確認する「一次診断」と、最終の噛み合わせを考えるための「最終診断」を行います。

その後に治療法を決定して、ここからが治療の始まりとなりますので、普通より本格的な治療の始まりまでが長くなることもあります。

その間は仮の歯(プロビジョナル・レストレーション)が入りますので、日常の生活に支障はありません。

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総合診断のための検査

医療面接(問診)、写真撮影、X線分析、模型分析、顎機能検査(CADIAX)歯ぎしりの検査,筋触診を行います。必要に応じてその他の検査を行う場合もあります。

これにより治療前の記録を残しその後の治療経過を客観的に比較することができます。

保険外診療となります(総合診断料 ¥60,000)

 

医療面接

まずは患者さんの一番のお悩みの部分を伺います.

また,その他の症状,全身的な既往歴の有無,これまでの症状の経過などを伺い,診断の診療とします.

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顔貌・口腔内写真撮影

写真撮影を行うことにより、治療前の記録として、後の治療経過やその前後を客観的に比較することができます。

顔貌写真口腔内写真

 

 

 

 

 

 

レントゲン撮影

デンタル撮影、パントモ、顎関節、セファロ撮影など数種類のレントゲン写真を撮影し、その結果を分析します。必要に応じてCT撮影などを行う場合もあります。

特にセファロ撮影と呼ばれる規格化されたレントゲン写真は詳細に分析を行い、患者様の持つ噛み合わせの傾向を詳細に見極めます。

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模型分析

上顎の位置の記録(フェイスボウ・トランスファー)を正確に行い 、上下の噛み合わせを記録してから、噛み合わせを診断する咬合器(Reference SL, SAM2P)で咬合関係(噛み合わせ)の診査を行います。

このような行程により、患者さんの頭蓋骨に対する上顎の位置・噛み合わせの関係・噛み合わせの特徴を診査することができます。

フェイスボーと咬合器

 

 

 

 

 

 

顎機能精密検査(CADIAX:キャディアックス)


この検査は、顎関節や噛み合わせに問題を持つ患者さんの顎の動きを、客観的に捉えるのに極めて有効な検査です.

CADIAXを使用してあごの機能の具体的な問題点を診査することができます。

あごの関節の位置が正常なのかずれているのか,ずれているであれば,どちらの方向へどれぐらいずれているのか,具体的に知ることが出来ます.

また,CADIAXで得られた記録は,マウスピースの作製や差し歯や義歯を作製する際に必要なデータであり,この検査を行うことでより精密な作製が可能となります.


この検査なしで,噛み合わせの治療は不可能です.


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歯ぎしりの検査(ブラックスチェッカー)

夜間の歯ぎしりは、誰もが多かれ少なかれしているものです。

良い噛み合わせの人の歯ぎしりは、害があるというよりむしろ普段の生活で蓄積したストレスを低減(解消)させる役割があります。

一方で噛み合わせの悪い人の歯ぎしりは、歯にも歯周病にも悪い影響を与えますし、十分なストレスマネジメントができないと言われています。

ブラックスチェッカー検査によりどのような歯ぎしりをしているかが診断できます。

ブラックスチェッカー

 

 

 

 

 

 

総合診断,治療計画の立案画像統合

診査,検査の結果から,標準や平均,正常と言われる値からどれぐらい逸脱してるかを,総合的に検討し,診断を行います.

各検査の項目は関連しあっているため,総合的な判定が可能で,お口全体をどのような方向性で治療していくのか,導き出すことが出来ます.

形態は正常なのか,機能は正常なのか,治療の必要性はあるのか,上記の全ての検査を網羅することが,総合診断となります.

 

咬合治療の必要性

あとは,矯正治療を行うのか,差し歯で治療をするのか,インプラントを選択するのか,どのような形の入れ歯にするのかは,患者さんと相談しながら決めていくことになります.

 

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